コロナ禍に思うこと

コロナ禍に思うこと

日本のコロナ死亡率は欧米に比べると100分の1ときわめて低いですが何か理由があるのでしょうか。
実はすでに私たちの多くがコロナに感染済みで、免疫ができていると思われるからです。

新型コロナウイルスには、弱毒の「S型」、「K型」と、強毒の「G型」の3種類があります。
去年11月から中国全土で弱毒の「S型」「K型」のコロナが流行りました。
日本は3月9日まで中国人の渡航制限をしていませんでしたから、その間、約184万人もの中国人観光客が入国していたことがわかっています。
これによって弱毒の「S型」と「K型」が日本に広がり、12月~2月に私たちの間で「集団免疫」が成立していたと考えられます。
これが怪我の功名でした。「S型」と「K型」にかかって抗体を持つと、そこからの変異したコロナにもかかりにくく、かかっても軽くなることが分かっています。
よって日本人は、強毒の「G型」に接してもほとんどは深刻化しなかったのです。
一方、欧米では、入国制限が日本より早かったことにより、「K型」が十分に流入されませんでした。そのため免疫形成せれず、重篤化傾向なのだと考えられます。

それ以外にも私たちが重篤化しにくい理由に、日本人全員が接種しているBCGがあります。ハーバード大学でも最近、詳細研究が行われていてこれを裏付ける論文もたくさん出てきています。
BCGは結核に対するワクチンで現在欧米では義務化されていませんが、神経質な日本では1949年から義務化されています。
これが功を奏しました。BCGはがんの免疫療法に使われることもあり、基礎免疫を高めている可能性もあるのです。

一度とらえたことのあるウイルスならメモリーT細胞という細胞免疫がちゃんと覚えていて、変異したウイルスにさえ対応して働きます。あらゆる免疫細胞が、我々の体を守るために全身全霊をあげて一生懸命頑張るのです。
ですから、その自分の免疫を信じ、粘膜バリアを強化したり、免疫の要である腸をいつも以上に整えておくことが大切です。

腸管にいる免疫細胞(リンパ球)がベストな状態で働けるようにしておくことが重要です。
今回のコロナ禍によって、ウイルス感染症が、今後医療上の大きな問題であることを、誰もが痛感したはずです。

これからは、感染リスクをゼロにできないのなら、免疫機能を上げる、つまり「命の力をあげる」
それが一番有効になってくるでしょう。

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