光免疫療法とは

光免疫療法

「光免疫療法」が、新たながんの治療法として注目されています。
日本では、2018年に頭頚部がんに対しての治験が開始されました。2019年には米国臨床腫瘍学会で、第2a相臨床試験の結果が発表され、有効性・安全性ともに良好な結果が報告されています。
この治療は米国がん研究所の主任研究員、小林久隆先生によって開発されました。楽天グループの楽天メディカルが、光免疫療法に使用する薬剤の製造・販売について厚生労働省の承認を得て、2020年9月には、転移していない進行・再発の頭頚部がんを対象に、世界に先駆けて日本で承認されました。

【光免疫療法の流れ】
1.がん細胞に発現している特定のたんぱく質と結合する抗体に、あらかじめ非熱性赤色光と化学反応を起こす光感受性物質を付加した薬剤を注射する
※現在開発が進んでいる薬剤は、抗体セツキシマブにIR700という光感受性物質を付加した薬剤になります。
2.IR700が付加された抗体ががん細胞に結合する
3.がん細胞に非熱性赤色光を照射する
4.IR700が非熱性赤色光と化学反応を起こし、がん細胞が破壊される

光免疫療法において、正常細胞に非熱性赤色光が当たっても、安全上大きな問題にはならないといいます。効果がある限り何度でも繰り返し行うことができ、長く治療を続けていくことができます。
また、光免疫療法で破壊されたがん細胞の破片が、「抗原」となり、体にある免疫細胞がこれをとらえて、残ったがん細胞に対する免疫細胞の攻撃がさらに増強するという治療効果もあります。

当クリニックのWT-1ペプチドパルス樹状細胞ワクチン療法やα-ガルセルパルスNKT細胞標的治療も先進医療Aや先進医療Bで認められた治療の一つです。標準治療+がん免疫治療を希望される方は、無料医療相談でお待ちしています。

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